電気料金の値上げに思うこと

電気料金の値上げに関して。


原子力発電所が停止していて、
火力発電だとコストがかかるため、電気料金を値上げすると。


なんとなくわからないでもないが、
なぜ、電気代があがって不満に思うのか。


原発事故があったからという、感情的な理由のほかに、
自分の中で、この不満の理由をうまく説明できなかったわけだが、
今日の猪瀬副知事の話を聞くと、
たしかに、選択肢がない中での値上げだからだ。


ほかの電力会社があれば、納得いくでしょ、という話。


なので、今回の値上げを認める代わりに、
電力自由化、送電網自由化すると、
法律作ればいいんだよな。
そうすると、なんとなく納得はいく。


ところで、現在、1kWあたり25円くらいで、
10%くらいの値上げになって、28円くらいまで。


自然エネルギーは、1kw 42円くらいで買い取りするというので、
消費者にも結構な値段になるでしょう。
そう考えると、電力自由化になっても
値上げした東京電力の方が安いんだよね。


自然エネルギーへの補助も必要だけど、
東京電力に対抗できる、火力発電の大手電力会社を設立してもらわないと、
あまり意味がないような気がする。


要約すると、
電力自由化は必要
自然エネルギーの新規参入だけでなく、価格的に、既存の電力会社に競合できる、電力会社の設立も進めていく
という2点が大事なように思う。