「図書館の利用カードをTポイントカードに」問題

武雄市が図書館の利用カードをTポイントカードに置き換える計画を発表

セキュリティ研究家高木浩光氏がこれに対しプライバシ保護の観点から苦言を呈した。
takagi-hiromitsu.jp/diary/20120504.html#p01

その後、Twitter上で喧嘩(汗)
http://togetter.com/li/300338


しっくりこない点は、以前の武雄市長がUstreamで行った質疑応答のまとめで、
”質問:Tポイントの利用規約で、利用者の購買履歴っていうのはCCC以外の事業者に提供される規約になっているっていうのが現在の規約ですけども、これをご存知かどうかということと、それについてどうされるのかと、いうことは、まあ、検討中ということですかね。
CCC担当者:そうですね。”
という受け答えがされたということが、上の高木さんのブログに書いてあるけど、
この曖昧さが、問題だと思うなぁ。


市は計画を発表する時点で、こういう大事な点は、CCCと詰めておくべきだと思うなぁ。


単純にカードを一元化できると便利だと思うけど、カードの事業者に公共のサービスの利用情報を垂れ流しにするのは、ちょっとどうなのかと。。


たぶん、武雄市側で決まっていないことが多くて、
最悪、個人情報の垂れ流しだし
うまくいくと、本人確認にのみ利用で便利。
でも、今回のやりとりの抜け具合からすると、
CCCに騙されて、個人情報垂れ流しになるんだろうなぁ。。


それにしても、市長も、「上司や国会議員に報告しにいくぞ!」って、ちょっと脅しっぽくて大人げない。
一言、「以前のUSTREAMの内容は、計画段階のものです。 これ以上、ブログで批判的なことを書き続けると、法的に対応します」 くらいで済ませばいいのになぁ。 上司とか国会議員ってそんな、「権力」をだしちゃだめでしょ。法律とか、みなが平等に利用できる力にしないと。


まぁ、武雄市図書館使わなければいいだけだけどね。
そんなことを感じる5月のある晩。おやすみ。