ジェネリックの薬が、薬局ですすめられている

最近、ジェネリックの薬が、薬局ですすめられている。
これは、実は、


誰でもわかるように書いておくと、ジェネリックというのは、
もともと、ある薬をはじめに作った会社が特許をもっているけど、
その特許が切れた後に、別の会社 (同じ会社のことも) が、同じ成分で作った薬のこと。


↓のリンクに書いてあるけど、25年ほどの特許のうち、はじめの10年は
薬を製品化する(安全に飲めるようにする)のに費やされので、
結局、一般に手に届くようになって、10〜15年ほどで特許が切れることになる。
参考: http://kotobank.jp/word/%E5%8C%BB%E8%96%AC%E5%93%81%E3%81%AE%E7%89%B9%E8%A8%B1


そうすると、サワイ製薬とか、ジェネリックを作る会社が、同じ成分で薬を作り始める。


同じ成分なら、安い方がいいじゃないか、と思うのが普通。
しかし、同じ主成分なだけで、剤形も違えば、一緒に混ぜられている他の成分は異なる。
つまり、効き目が違います。


さすがにジェネリックであろうが、なんであろうが、薬の名の元で販売されるからには、
販売の前には、いろいろ検査が行われている。
ジェネリックに対して行われるものは、生物学的同等試験というもので、
先発品と、血中での主成分の濃度が同じということを確認するもの。
Wikipedia 参照


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E7%99%BA%E5%8C%BB%E8%96%AC%E5%93%81#.E7.94.9F.E7.89.A9.E5.AD.A6.E7.9A.84.E5.90.8C.E7.AD.89.E6.80.A7.E8.A9.A6.E9.A8.93


こういうのを見て気になるのが、試験の被験者数が、とても少ない。
少ないから、あまり差もでないと思う。
こういうのを見ると、ジェネリックってなんだか不安だなぁと思ってしまう。。


一方、ジェネリックってもっともっと安くできると思う。
安くて、そこそこ普通に効く、普通に安全というものを求める人もいるので、
もっと安くしてもいいと思う。