中村祐輔医療イノベーション推進室長が辞任

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111213/plc11121300000000-n1.htm


内閣官房の機関というのは、
政権の気まぐれで左右されるんですね。


これって、日本の創薬レベルが低いという以前に、
内閣官房の一つの機関が全く機能していないということの現われなわけですよね。


つまり、いくら内閣 や 内閣官房 レベルで、長期ビジョンでものを考えても
一年して、内閣が変わると、そのビジョンは無視されてしまったわけですよね。


今の日本の医療、医学研究、創薬などを、行政レベルから変えるには、内閣がどう言おうと無駄で、
厚生労働省の内部から、変えようという動きがないとどうしようもない。
しかし、当然、わざわざそんな茨の道を進む輩はいないし、
さらに、そんな体力は日本の厚生労働省には残っていない。


なので、外圧などに頼るしかなく、
一番希望が持てるのはTPPではないかと、思う。


あるいは、ベンチャーなどがでてきて、日本の医療や創薬が一新されてもいいとは思うが
各種法律が邪魔して、そう簡単にはいかないでしょう。