ストールマンが毒舌すぎる (ジョブズについて)

フリーソフトウエアの伝道師である、ストールマンが、また毒舌すぎます。


もともと、Google検索使わなかったり、携帯電話を否定するくらい個人情報に非常に敏感で、さらに、ソフトウエアも、オープンソースかつソースコードの公開義務を課したものしか使わないような、フリーソフト原理主義者なので、普通の発言をするはずもないですが。


GNU教の、教祖の言葉としては、ふさわしいのかもしれません。


http://stallman.org/archives/2011-jul-oct.html#06_October_2011_%28Steve_Jobs%29 より引用。(たぶんGPLです (笑))


Steve Jobs, the pioneer of the computer as a jail made cool, designed to sever fools from their freedom, has died.

As Chicago Mayor Harold Washington said of the corrupt former Mayor Daley, "I'm not glad he's dead, but I'm glad he's gone." Nobody deserves to have to die - not Jobs, not Mr. Bill, not even people guilty of bigger evils than theirs. But we all deserve the end of Jobs' malign influence on people's computing.

Unfortunately, that influence continues despite his absence. We can only hope his successors, as they attempt to carry on his legacy, will be less effective.


おおよそ、こんなことが書いてあるようです。


「スティージョブズ、監獄のようなコンピュータをクールなものにした先駆者、愚かな人々を自由と分断しようとして、亡くなった。」
たぶん、監獄のようなコンピュータを、さらに監獄にした、それにより多くの人から自由を奪った、と言いたいのでしょうか。 (クールというのは、皮肉というか、一般人はクールといって喜んでいるね、くらいの意味でしょうか。 )


続いて、シカゴ市長のHarold Washingtonが、前市長Daleyが亡くなった時に言ったことばを引用して、要は、ジョブズも、ビル(ゲイツ)も、さらにより邪悪なことをしている人々( 企業のような、ユーザの行動制御や、個人情報収集などで儲けている人々のことでしょうか )、も (存在として) 死んだらいいよとは、全く思ってないよ。 と。
(一応、教祖、弁解しています。)


でも、ジョブズのコンピューティングに対する悪い影響がなくなって、よかった。
彼の残した影響がなくなることを祈っている。


という感じだと思います。


ストールマンの主張は、ほぼ宗教のようなものなので、
GNU教にとっては、ソフトウエア企業、ネット企業 はすべて、Evil(邪悪)な存在です。
We all というのも、一般市民を代表するというよりは、GNU教という感じで捉えるとなんとなくわかりやすいような。


アメリカってこういう人も住めるんですね。


こんなこと言われたら、普通は、泣いてしまいますね。


(この記事はGPL ver.2 で提供されています 笑)