婚外子の相続格差 → 違憲判決

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130904/trl13090415090001-n1.htm


婚外子の相続格差が、最高裁で、全員一致で違憲判決となりました。


個人的な感想ですが、よかったのではないかと思います。


そもそも、子供は生まれてくる環境を選べない。そして、変えることができない。
そういった、どうしようもできないことで、差を付けられるべきではないと思います。


恐らくこのような考え方をする人は、
同様に、長男だから家を継げ、家の名前を守るために、婿養子を取れなどという考え方にも反対なのではないかと思います。
私はもちろん反対です。


もう少し正確には、完全に反対というよりは、通り一遍に上記のように言うのが反対で、
もう少し理屈が必要ではないかと思います。
家を継ぐ意味についてや、単に、親と暮らすためなのかなど。。


さらに、孫を養子にするなど、いろいろ裏技もあるようなので、もう少し幅広い選択肢を考えるのが、現代流ではないかと思います。


意見が分かれるところだとは思いますが、
フレキシブルに家族の絆を考える
新しい流れを作った判例として、支持したいと思います。